株の価格の算定方法第二弾!
第一弾では純粋な価値判断について書きました。
今回は期待値についてです。
第一弾はこちら⇒株の価格はどう判断?①純資産法
読んでない方は先に①を見ていただきたい。
株がどんなものかというのはこちら→株って何?危ないの?
基本用語1→株の基本用語、読み方講座
基本用語2→株の上場、取引所、証券会社とは
株価は現時点の会社の価値だけで
形成される物ではありません。
将来、どれだけ会社が大きくなるか?
という期待が含まれた株価になります。
株価=純資産+期待値+α
例えば、時価総額50億円の企業が
2兆円市場のシェア10%取れるであろう
商品開発に着手と発表しました。
それを「真に受ける」と
2,000億円の売り上げが加わる訳です。
まだ発売どころか商品も出来ていないのに
株価はほぼ間違いなく爆上げするでしょう。
まだ、その企業の純資産が50億だとしても
時価総額は瞬間的に150億を超えるかもしれません。
まあその後大幅な下落が訪れるのですが、
(なぜならまだ実績ではない為)
下落後も時価総額50億に戻る事は
ほぼないでしょう。
75億とかで推移するかもしれません。
なぜなら、2,000億円の売り上げを
期待してるからです。
(下落で売るタイミングを逃した人もいる)
パーと読んでも良いようです。
割安判断かどうかの判断方法で
最も有名かもしれません。
PER=株価÷1株益(純利益÷株数)
又は
PER=時価総額(株価×株数)÷純利益
で求められます。
例)時価総額100億÷純利益10億=PER10(倍)
ここでの利益は
当期純利益を利用します。
PERの数字が低いほど利益に対して
株価が割安だと言えます。
業績が安定している時は
15倍程度が標準です。
(注:業種によって標準は異なる
同業他社のPERを見比べる事が大事)
この時のPER15倍を言い換えると
「この純利益が15年続くと
今の時価総額と同じだけ稼げる」
という意味です。
ということは、
外的要因などを全て無視し
同じだけ企業が利益を出し続けた場合。
15年持ち続けたら、負けは無い。
という事になります。
現実はそんなに単純ではありませんが、
PERが5だった場合は、
5年で良いわけです。
これが数字が低い=割安の根拠です。
業種によって標準は異なると書きましたが、
IT関係やスマホゲーム関係の会社は
一発当てた時の成長率が凄まじい為、
PERが200倍とかになる事もザラにあります。
分かりやすくする為、
ずっと同じ利益=成長率0%
で考えてきました。
しかし本来、
成長拡大する企業に投資するものです。
では、成長率を加味して見ましょう。

この表は、3年間この成長率で成長、
その後成長率が0%になったパターンです。
パズドラを当てたガンホーなどを
見てもらったら分かりますが、
そのまま伸び続けるのも中々難しいので、
3年間の成長率が止まる表にしてます。
30%以降の成長率とPERは
同じだと思ってもらって良いです。
中には凄い伸び続ける会社もあります。
ちなみにZOZOTOWNで有名な
スタートトゥデイ(3092)の
当期純利益です。

こういう企業を見付けたいですね。
ここまでPERの説明をして、
こんな事言うのもどうかと思いますが
私はあんまり好きじゃないですw
メジャーなので良く会話で出てきますし、
おおよその「目安」にはなるので、
基本の一つとして覚えておきましょう。
また次回、
別の視点の方法を書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*'▽')
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