株の価格の算定方法第三弾!
今回の内容は株に限らず暗号通貨でも
価格形成に重要な要素となります。
第一弾はこちら⇒株の価格はどう判断?①純資産法
第二弾はこちら⇒株の価格はどう判断?➁PER
読んでない方は先に①、➁を見ていただきたい。
株がどんなものかというのはこちら→株って何?危ないの?
基本用語1→株の基本用語、読み方講座
基本用語2→株の上場、取引所、証券会社とは
市場規模とは、
特定の市場における経済活動の規模
を意味する言葉として使われる
売り手と買い手の数、
または取引総額の観点から各年ごとに計算され得る。
引用:Wikipedia
売上総数って考えると
分かりやすいかもしれませんね。
前回の記事で少し書いたのですが、
株価=純資産+期待値+α(世界情勢etc)
簡単に言っちゃうと
この期待値の部分を
どんぶり勘定で計算する時に使います。
(経済系の人に怒られそう)
国の経済統計。
財務省「法人企業統計調査」
や
経済産業省「生産動態統計」
の等のデータを見るも良し。
市場調査会社の調査報告書を見るのも良し。
ただ、こういうのって数字が細かすぎて
見るだけでアーッってなっちゃいますよね。
(私だけ?)
これによると2015年の
コンビニの市場規模は10.2兆円。
私の大好きなマヨネーズは1,000億円。
おおよその市場規模が分かりますね。
最新のデータじゃないと意味はありませんが、
ここで分かりやすくマヨネーズに対する
キユーピー株式会社のシェアを見てみましょう。
(ところで、
キューピーじゃなくてキユーピーなんですって。
初めて知ったかも。)
キユーピーのマヨネーズのシェアは約60%。
という事はキユーピーマヨネーズだけで
600億円の市場規模があるんですね。
基本的に老舗大企業のシェアは
中々奪うことが出来ません。
逆に言うと、
圧倒的シェア商品を持つ老舗企業は
安定して稼げるという事です。
バフェットはこういう企業が割安の時に
購入するんですね。

やはりキユーピーの業績安定してますね。
まあROEが8.3なので、
バフェットの投資対象にはならないでしょうけど。
このような安定企業でゆっくり稼ぐのもありですが、
早く大きく稼ぎたい人達は、
新規開拓市場を狙うわけです。
IoTやAI、ブロックチェーンなど、
まだシェア取り競争の最中です。
調査会社IDC Japanの218年3月14日の発表によると
国内IoT市場規模は2017年に6兆2286億円だったのが
2022年に12兆円超に達すると予測
日本でこれだけ拡大する市場が
世界ではどうなるか?
その世界シェアの1%でも取れる企業があるとすれば?
その企業の時価総額が現在100億円しか無いとしたら?
株価=純資産+「期待値」+α(世界情勢etc)
それがこの期待値の部分ですね。
短期の価格に(あまり)囚われる事無く、
業績の伸びを想定して投資します。
暗号通貨でも同じです。
というより、
暗号通貨は純資産が無い分
ほぼ期待値でしか計算出来ません
(仕手とかは知らぬ)
まさか市場規模も考えずに
価格が○○円になるとかほざいてるんですか?
例えば、XRPは発行枚数は1000億枚ですよね?
1万円になるって豪語する方を数名見たことがあります。
てことは時価総額1京円になるのかな?
世界の現金流通額は31兆ドルらしい。
日本円換算(1ドル110円)とすると
3410兆円。
あれ?計算間違ってる?
(ガチで間違ってるかも?w)
ブリッジ通貨が流通量を上回る?
注)xrpの悪口ではありません。
あくまで目標価格の話です。
市場規模と価格に対するイメージ
分かっていただけたでしょうか?
正直、適当ですw
キッチリ想定する事なんて
ほぼ不可能に近いと思っています。
東京オリンピックの費用でさえ
あんなに大間違いしてるんですから。
ただ、ある程度の「想定」をする事は大事です。
あり得ない目標を建てたりしなくてすみます。
(その想定に固執してはいけませんが)
あなたは何を根拠にガチホしてますか?
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